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【メディア掲載】「せんだい再構築プロジェクト」第1号ビルがオープン スタートアップ支援も

https://www.fnn.jp/articles/-/671404

仙台市中心部の老朽化したビルの建て替えを進める「せんだい都心再構築プロジェクト」の第1号となるオフィスビルが14日、オープンしました。

西ノ入菜月アナウンサー
「仙台市中心部のこの場所にオフィスや、研究施設などが一体となったビルがいよいよきょうオープンします!」

青葉区中央に14日オープンした地上19階建ての「アーバンネット仙台中央ビル」。
仙台市が2019年から進めている「せんだい都心再構築プロジェクト」で、市中心部の老朽化したビルの建て替えを進めた第1号のビルです。
14日は、セレモニーが行われ、仙台市の郡市長やビルを整備したNTT都市開発の関係者が参加しました。

NTT都市開発 辻上広志社長
「人々をつないで、そこでいろいろな交流が生まれてアイデアやビジネスプランなどやり取りされて、そこでまた新しい化学反応。そういう場が生まれれば」

「アーバンネット仙台中央ビル」は、仙台駅西側エリアでは最大級の規模となっていて、1階から4階の低層階は、「人と人が集まる共創の場」に。
14日は、その名称がお披露目され、「YUINOS」に決定しました。
結ぶの「結」、NOSは「巣」の意味が込められていて、周辺地域のさらなる活性化につなげたいとしています。
1階部分は、杜の都をイメージして仙台らしい緑あふれる空間に。誰でも利用可能なフリースペースにカフェなどが入り、地域に開かれたにぎわいが生まれることが期待されています。

西ノ入菜月アナウンサーリポート
「こちらの2階のスペースには、学生や起業家の方が集まり、新たなビジネスが生まれることに利用されることが期待されています」

2階には、仙台市が2023年から行うスタートアップ支援事業の拠点施設が入り、起業に関する悩みを常駐するスタッフに無料で相談することもできます。
また、3階には、4月から本格運用する次世代放射光施設「ナノテラス」と連携した施設が入るなど、低層階全体に、産学官民の組織が揃うことで、地域・企業が連携しながら新たなビジネスが生まれる拠点となることを目指します。

仙台市・郡市長
「仙台東北から世界を変えていくようなスタートアップが次々に生まれてくるような、そんなエコシステムを作っていく拠点になるんだろうと思っていて、大きな期待を寄せている」