REPORT

INNOVATOR’S MEETUP #11〜大学からディープテックスタートアップを生み出すエコシステムとは?〜

開催日 2024年12月11日

「INNOVATOR’S MEETUP」は、スタートアップのためのワンストップ支援拠点「仙台スタートアップスタジオ」で開催されるセミナーとネットワーキングを組み合わせたイベントです。

多様な登壇者がスタートアップやイノベーションに関する経験やナレッジを共有します。スタートアップや新規事業の立ち上げを目指す方、スタートアップや起業家として活動されている方、大企業や地域の企業で働かれている方、スタートアップを支援する方など皆様が対象です。アーバンネット仙台中央ビル1Fのイノベーションスペースを中心に、月2回スタートアップに関わるセミナーやイベントを開催していきます。

11回目の今回は、「大学からディープテックスタートアップを生み出すエコシステムとは」というテーマでトークセッションを実施しました。

近年、世界を革新する技術の多くが大学発のディープテックから生まれる中で、東北においても、豊かな研究資源と優秀な人材を擁する大学が数多く存在し、ディープテックスタートアップの創出が期待されています。今回のトークセッションでは、大学発のディープテックスタートアップが現在抱える課題や、産学官連携の重要性、そしてスタートアップの成長に必要な要素についてを、投資家と起業家の視点から深掘りしていただきました。

冒頭に、今回の登壇者である、「AIと衛星データで農業に革命を起こす」をミッションに衛星データとAIを活用し、農業の課題を解決するための事業を展開するサグリ株式会社代表の代表取締役CEO坪井 俊輔氏、「卓越した挑戦者たちと、その先の社会を創る」をコンセプトに、ディープテック領域のスタートアップに投資を行うベンチャーキャピタルのBeyond Next Venturesマネージャーの津田将志氏から、それぞれの事業内容や目指す世界観についてお話いただきました。

トークセッションでは、

・東北の大学発ディープテックスタートアップに対して、どのような期待を持っていますか?

・スタートアップエコシステムにおいて、大学はどのような役割を果たすべきだと考えていますかか?

・ご自身が携わられた事例を交えながら、ディープテックスタートアップが成長するために、最も重要な要素は何だと考えますか?

というテーマで、起業家・投資家それぞれの目線でのお話をいただきました。

イベント登壇者への質問アプリ「Slido」では、登壇者の事業に対する具体的な質問から、大学発ディープテックスタートアップを継続的に成長させるためには?といった深い質問まで、多くの問いが飛び交う会となりました。

参加者からは、

・普段は見聞きすることが出来ないスタートアップの内情や、VCのお話を聞けた

・スタートアップの失敗の具体例が聞けた

・登壇者の考え方にとても共感した

など、ポジティブなフィードバックをいただきました。

仙台スタートアップスタジオでは、今後も定期的にイベントを開催していきます。

次回INNOVATOR’S MEETUP #12もぜひご注目ください。

ー次回予告ー